[1B_PL0204] Safety of Nuclear Power Station: Social Perspectives
福島第一の事故以来7年が経過し、世界の約450基の原子力発電所も必要な処置をとり、順調に運用を続けている。わが国の原子力発電所でも多くの安全策を付加して、順次再稼働を進めている。これらの原子力発電所の安全策はどのようになっているのか。世界の視点とわが国での状況を、運用している事業者の目線、受け入れる社会の目線、科学、学術を担う学の目線から、とらえているところを示し今後の取り組みの参考にしていただきたい。世界の原子力発電所についての状況をWANOから、わが国の現状を発電部会から、更に、原子力発電所の再稼働に当たり社会からはその安全についてどのように受け止められているのか社会科学の視点からの見解を、さらに、包括的に原子力発電所の安全確保について学術的な評価について学の見解を報告する。