2018年秋の大会

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VII. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[2K10-15] 環境安全評価1

2018年9月6日(木) 14:45 〜 16:20 K会場 (B棟 B41)

座長:下山 巖(JAEA)

14:45 〜 15:00

[2K10] 原子力事故を対象とした大気拡散モデルの特性評価

*山澤 弘実1、佐藤 陽祐1 (1. 名大工)

キーワード:大気拡散モデル、不確かさ、大気中濃度、性能評価

放射性物質大気中濃度及び沈着量の大気拡散モデルによる計算結果に含まれる不確かさは、例えば、1F事故での環境データからの放出源情報推定やI-131吸入による内部被ばくの評価での主要誤差要因の一つであり、原子力防災を含めた大気拡散モデルの原子力環境影響評価への利用範囲を制約する。本研究では、複数の先端的な大気拡散モデルの1F事故対象の計算結果の相互比較及び実測値との比較により、モデルの持つ不確かさの特徴を明らかにすることを目的とする。発表では1F事故の比較的単純な気象条件下の一部プルームについて地上大気中濃度の再現性を議論する