2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[2M19-22] 解析手法開発(決定論的手法)

2018年9月6日(木) 17:15 〜 18:20 M会場 (E棟 E11)

座長:山路 和也(MHI)

17:30 〜 17:45

[2M20] 炉物理コードシステムCBZへのガラーキン求積法の実装

*千葉 豪1、藤井 宏之1 (1. 北海道大学)

キーワード:離散座標法、求積法

ガラーキン求積法は、散乱の前方性が強い放射線輸送問題を離散座標法で数値的に解く際に、有効と考えられる手法である。炉物理解析コードシステムCBZの離散座標法ソルバーにガラーキン求積法を実装し、その性能をテスト体系で定量的に評価した。極めて強い前方性を有する問題に高い有効性を示したが、前方性が弱くなるにつれて通常の求積法に対する優位性は小さくなるという結果を得た。