2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

VI. 核融合工学 » 601-2 核融合炉材料工学(炉材料,ブランケット,照射挙動)

[2N16-21] 核融合材料(照射・強度評価法)

2018年9月6日(木) 16:40 〜 18:15 N会場 (D棟 D23)

座長:松川 義孝(東北大)

16:40 〜 16:55

[2N16] クロメル、アルメル材料の電気特性に対する核変換、及び、照射損傷の影響評価

*田中 照也1、能登 裕之1、佐藤 文信2、菱沼 良光1、坂上 裕之1、吉野 正人3 (1. 核融合研、2. 大阪大、3. 名古屋大)

キーワード:熱電対、クロメル、アルメル、核変換、照射損傷

核融合炉において液体ブランケットシステムの温度測定に熱電対を使用できる領域を明らかにするため、クロメル、アルメル材料を対象として核変換、及び、照射損傷による電気特性変化を調べる実験を進めている。核変換の模擬については、市販クロメル、アルメル線材に核変換生成元素の粉末を添加して溶解させた小型インゴットから特性評価用試料を製作している。中性子照射損傷の模擬については、薄膜クロメル-アルメル熱電対試料を製作し、イオンビーム照射を行っている。これら核変換模擬、及び、照射後試料の熱起電力、電気伝導度測定手法と初期データについて報告する。