2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 402-1 原子力安全工学(安全設計,安全評価,マネジメント)

[2P10-17] 使用済み燃料プール

2018年9月6日(木) 14:45 〜 16:55 P会場 (E棟 E21)

座長:林 大和(東芝ESS)

15:30 〜 15:45

[2P13] 使用済み燃料プールの事故時の安全性向上に関する研究

(23) 被覆管酸化反応を考慮したSFP事故事象のCFD解析

*東條 匡志1、⾦沢 徹1、中島 ⼀雄1、⼩林 謙祐1、後藤 ⼤輔1、根本 義之2、加治 芳⾏2 (1. GNF-J、2. JAEA)

キーワード:沸騰⽔型原⼦炉、使⽤済み燃料プール、冷却材喪失事故、数値流体⼒学、燃料被覆管、酸化反応モデル

原⼦炉建屋におけるSFPの冷却材喪失事故時の伝熱流動挙動をCFDにより評価し、使⽤済み燃料ラック
の放熱特性を求めた(2017年秋の⼤会、1B03)。本報告ではさらに、詳細な燃料形状を模擬した体
系で、被覆管の酸化反応及び放射伝熱を考慮した評価を実施した結果、酸化反応が顕著となる⾼温条
件の下で、酸素⽋乏による酸化反応の停滞も⾒られた。