2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 503-1 原子炉化学,放射線化学,腐食化学,水質管理

[3C01-04] セシウム・核破砕生成物の化学

2018年9月7日(金) 09:30 〜 10:35 C会場 (B棟 B21)

座長:石田 一成(日立)

10:15 〜 10:30

[3C04] ADSにおける鉛ビスマス中の核破砕生成物の物理化学形態に関する研究

(2) 核破砕生成物の物理化学形態に関する熱力学的検討

*宮原 信哉1、大平 直也1、有田 裕二1、佐々 敏信2、前川 藤夫2、松田 洋樹2、明午 伸一郎2 (1. 福井大学、2. 日本原子力研究開発機構)

キーワード:加速器駆動核変換システム、鉛ビスマス共晶合金、核破砕生成物、物理化学形態、J-PARC、ADSターゲット試験施設、TEF-T、Thermo-Calc

原子力機構にて実施したADSターゲット試験施設(TEF-T)における鉛ビスマス(LBE)ターゲット中で生成する核破砕生成物(SP)の種類と量に関する調査・検討結果を基に、代表的なSP元素を選定し、LBE中モル濃度とTEF-TのLBEループ運転条件を基に、統合型熱力学計算システムThermo-Calcを用いてLBE中で生成され得るSP元素の化合物とそれらの濃度を1点平衡計算で求めた。計算では、LBE中酸素濃度とLBE温度をパラメータとした。