[3F01-04] 廃止措置計画に係る標準

[3F04] 廃止措置時の安全確保に係る標準類の整備

(4) 廃止措置時におけるグレーデッドアプローチのあり方に係る検討

田中 健一²、工藤 清一³、岩田 竹広⁴、*仲田 宗生¹ (1. 日立GEニュークリア・エナジー（株）、2. (一財)エネルギー総合工学研究所、3. MHIニュークリアシステムズ・ソリューションエンジニアリング株式会社、4. 日本原子力発電株式会社)

キーワード：廃止措置、標準、安全評価、確定論的分析、リスク分析、グレーデッドアプローチ

IAEA SRS-77 ”廃止措置のための安全評価”では、Annex I,Part Aにおいて、確定論をベースとしつつ、必要に応じて部分的リスク分析を行うことで、廃止措置のグレーデッドアプローチを行う概念が示されている。
廃止措置に対する安全解析として、確定論による公衆被ばく評価及び部分的リスク分析を行い、SRS-77が示すものと類似のクライテリアと比較し、計画時の安全評価で裏付けられる設備による安全対策は、廃止措置ではほとんどの施設で不要とするSRS-77の考え方の妥当性を検討し、廃止措置時のグレーデッドアプローチのあり方について提案する。