2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 305-1 計算科学技術

[3H06-09] 微視的解析

2018年9月7日(金) 10:50 〜 12:00 H会場 (B棟 B32)

座長:Willem Van Rooijen(Univ. of Fukui)

11:05 〜 11:20

[3H07] On-the-fly キネティック・モンテカルロ法を用いた面心立方金属中における照射誘起欠陥の挙動に関する検討

早川 頌2、*柴崎 京介1、沖田 泰良3、板倉 充洋4、Xu Haixuan5、Osetsky Yuri N.6 (1. 東大・工、2. 東大院・工、3. 東大・人工物、4. JAEA-CCSE、5. テネシー大学、6. オークリッジ国立研究所)

キーワード:キネティック・モンテカルロ法、自己格子間原子、空孔、カスケード損傷

中性子照射化で形成する照射欠陥集合体の挙動と形態に関して、分子動力学(MD)法の結果を初期値とし、On-the-fly キネティック・モンテカルロ法を用いた解析を行った。原子挙動の精確さを保持しつつ、MD法よりも二桁近い長時間での欠陥拡散を再現することが可能となった。