2018年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 202-1 放射線挙動,遮蔽工学

[1H01-08] PHITSコード,遮蔽計算,遮蔽材料標準

2018年3月26日(月) 10:00 〜 12:10 H会場 (U2棟 U2-213)

座長:八島 浩 (京大)

11:45 〜 12:00

[1H08] 遮蔽材料標準の策定について

(11)元素組成変動による線量率影響評価(初期評価)

*中田 幹裕1、月山 俊尚2、尾方 智洋3、天野 俊雄4、小迫 和明5 (1. MHIニュークリアシステムズ・ソリューションエンジニアリング、2. 日立GEニュークリア・エナジー、3. 三菱重工業㈱、4. 伊藤忠テクノソリューションズ㈱、5. 清水建設㈱)

キーワード:遮蔽材料、線量、コンクリート、標準化、元素組成

遮蔽計算に用いる、規定コンクリート組成の検討に掛かり、これまでコンクリート配合(密度)変動、水分変動、既存遮蔽計算用組成との差異を評価し、遮蔽材料標準での線量率影響評価記載内容を検討してきた。これに加え、これまで調査した種々のコンクリート組成情報に基づき、骨材の違いにより大きく変動する可能性がある元素について、その変動による遮蔽透過後の線量率への影響検討の初期評価を施した。