2018年春の年会

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[2C_PL] 核融合炉の核的・放射線安全性と社会的受容性

2018年3月27日(火) 13:00 〜 14:30 C会場 (R1棟 R1-211)

座長:横峯 健彦 (京大)

[2C_PL01] 核融合炉の社会的受容性

*高橋 信1 (1. 東北大)

核融合炉の研究開発は,炉心プラズマ・ブランケットシステム双方共に核反応を伴う工学的実証段階に近づきつつあり,核エネルギーシステムとしての認識を新たにして開発を進める必要がある。炉内で起こり得る事故事象を具体的に想定し,真摯に安全性と向かいあう姿勢を示すことで,社会の理解を深めていくことが可能となる。セッションでは,先ず人間の認知学的視点から核融合炉の社会的受容性を考え,続いて各専門分野の視点から,ブランケット崩壊熱・放射線閉じ込め,トリチウム,核融合炉が排出する放射性廃棄物の特徴と処理・処分に関する安全性・社会的受容性について研究の現状を講演いただく。