2019年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 501-1 基礎物性

[1E14-18] MA-Zr水素化物

2019年9月11日(水) 16:25 〜 17:45 E会場 (共通教育棟 2F A23)

座長:坂本 寛(NFD)

16:55 〜 17:10

[1E16] 早期実用化を目指したMA-Zr水素化物を用いた核変換処理に関する研究開発(その2)

(3)Nd-Zr水素化物の熱・機械物性に与えるFP元素の影響

*牟田 浩明1、中山 恭輔1、大石 佑治1、黒崎 健1,2、平井 睦3、小無 健司4 (1. 阪大、2. 京大、3. NFD、4. 東北大)

キーワード:MA-Zr水素化物、FP、微細組織

長寿命放射性廃棄物の地層処分の負担軽減に向けて、マイナーアクチノイド(MA)-Zr水素化物ターゲットを高速炉ブランケット領域に配置し、核変換の効率化と早期実現を目指した研究を進めている。本発表では、MA-Zr水素化物ターゲットを模擬したNd-Zr水素化物に、模擬固溶FP元素としてCeを、模擬析出FP元素としてAg等を加え、その組織を観察するとともに、熱機械物性を測定しFP元素添加の影響を評価した。