2019年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 402-1 原子力安全工学(安全設計,安全評価,マネジメント)

[1G01-02] 福島第一原子力発電所事故

2019年9月11日(水) 10:00 〜 10:35 G会場 (共通教育棟 2F C22)

座長:氷見 正司(アドバンスソフト)

10:15 〜 10:30

[1G02] 3月15日午前中に発生した福島第一2号機格納容器減圧シナリオについての検討

*堂埜 誠一1、野﨑 謙一朗2、本多 剛1、溝上 暢人1、山内 大典1、溝上 伸也1 (1. 東電HD、2. 東電設計)

キーワード:福島第一、2号機、事故進展、ガス漏えい、凝縮、温度成層

福島第一原子力発電所2号機のD/W圧力は、2011年3月15日の7:20から11:20までの期間において0.73MPa[abs]から0.155MPa[abs]まで低下していた。
この圧力の低下を再現しうる事故進展シナリオとして,格納容器からの気相漏えい,格納容器内の水蒸気の凝縮を想定し,現場から得られている観測事実等も踏まえてシナリオの成立性を検討した。