2019年秋の大会

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VII. 保健物理と環境科学 » VII. 保健物理と環境科学

[2D01-05] 放射線医学と生物影響

2019年9月12日(木) 09:30 〜 10:55 D会場 (共通教育棟 1F D12)

座長:秋吉 優史(阪府大)

10:15 〜 10:30

[2D04] ダイヤモンド検出器を用いたホウ素中性子捕捉反応の直接定量測定

*小林 真1,2、吉橋 幸子3、小川 国大1,2、磯部 光孝1,2、西谷 健夫1、神尾 修二1、藤原 大1、坪内 知美2,4、瓜谷 章3、阪間 稔5 (1. 核融合研、2. 総合研究大学院大学、3. 名古屋大学、4. 基礎生物学研究所、5. 徳島大学)

キーワード:中性子、ダイヤモンド検出器、BNCT

ホウ素中性子捕捉療法に用いる中性子場の構築、人体内での中性子の減速過程の評価、治療効果のモニタリングのため、ホウ素中性子捕捉反応の実時間・定量測定が求められる。本研究では単結晶CVDダイヤモンド検出器をホウ素材料と組み合わせ、中性子照射下でホウ素中性子捕捉反応により発生する高エネルギーイオンを直接測定することで、ホウ素中性子捕捉反応発生率の定量評価手法を確立する。