2019年秋の大会

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VII. 保健物理と環境科学 » VII. 保健物理と環境科学

[2D19-23] 環境放射能・放射線測定2

2019年9月12日(木) 17:10 〜 18:30 D会場 (共通教育棟 1F D12)

座長:柿内 秀樹(環境研)

18:10 〜 18:25

[2D23] 福島原発事故起因の大気中ヨウ素131の性状別動態解析

*紙田 峻輔1、山澤 弘実1、森泉 純1 (1. 名大)

キーワード:福島第一原発事故、大気中ヨウ素、ヨウ素化学、放射性ヨウ素

福島原発事故で大気放出された放射性ヨウ素は、核種の性状によって内部被ばく線量が変動するため、精度の高い内部被ばく線量評価を行う上でその性状を考慮する必要がある。本研究では、福島原発直後の実測データを解析し、大気中放射性ヨウ素の性状別挙動の文献調査とモデル構築を行うことで、今回の事故で3月21日に関東に到達した高濃度イベントにおけるI-131の放出時の割合を検討し、大気中の挙動を把握する。