2019年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 502-1 原子炉材料,環境劣化,照射効果,評価・分析技術

[2H15-16] 破壊挙動評価

2019年9月12日(木) 17:30 〜 18:00 H会場 (共通教育棟 2F B21)

座長:西田 憲二(電中研)

17:45 〜 18:00

[2H16] 燃料デブリの経年変化における物理学的メカニズムに関する研究

(2)ウラン系溶融固化体における周期的な温度変動による総クラック長さの変化

*鈴木 誠矢1、矢野 公彦1、岡村 信生1、渡部 雅之1 (1. 日本原子力研究開発機構)

キーワード:燃料デブリ、経年変化、物理学的メカニズム、UO2、(U,Zr)O2、熱サイクル、総クラック長さ

燃料デブリの経年変化挙動に関する知見を得るため、UO2または(U,Zr)O2とステンレス鋼(SUS)を材料に溶融固化体を作製し、周期的な温度変動(熱サイクル)を加えた前後での総クラック長さの変化を調べた。UO2-SUS系では熱サイクルの回数が増えるとともに総クラック長さが増加したが、(U,Zr)O2-SUS系では総クラック長さに顕著な変化がみられなかった。