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[2I06] 軽水炉利用高度化に対応した線量率低減技術の開発
(5)沸騰場環境での燃料被覆管へのクラッド付着挙動評価
キーワード:燃料被覆管、沸騰場、クラッド、コバルト、付着、腐食生成物
軽水炉利用高度化で懸念される被ばく線源上昇の対策として、プラント水質管理による線量率低減技術の開発に取り組んでいる。プラント毎に最適な線量率低減技術を提案するため、新たな水化学技術に関するラボ試験・実機調査等で取得したデータを用いて既存の評価モデルを改良して水化学管理の評価による将来予測の精度向上を図っている。その一環として、燃料表面における腐食生成物の付着挙動について燃料沸騰場環境を模擬したクラッド付着試験を実施し燃料クラッドへのCo取込み率を評価している。本発表では、国内BWRで今後適用される運転水質を想定して試験水中の金属濃度を制御し、付着した酸化物の形態およびCo取込み率を評価した結果について発表する。