2019年秋の大会

講演情報

一般セッション

VI. 核融合工学 » 601-2 核融合炉材料工学(炉材料,ブランケット,照射挙動)

[2L16-18] 中性子増倍材/遮蔽材

2019年9月12日(木) 16:20 〜 17:10 L会場 (共通教育棟 2F E22)

座長:近田 拓未(静岡大)

16:35 〜 16:50

[2L17] 中性子増倍材の再使用技術開発における不純物除去プロセスの検討

*金 宰煥1、赤津 孔明1、中道 勝1 (1. 量子科学技術研究開発機構)

キーワード:核融合炉、中性子増倍材、ベリリウム、再使用、不純物除

核融合炉ブランケットには中性子増倍材としてのベリリウム(Be)及びその金属間化合物(ベリライド)が1基あたり500トン装荷され、そのブランケットは4〜5年毎に交換される。原型炉のブランケットの設計では、トリチウム増殖材(Li2TiO3)と中性子増倍材(ベリライド)の混合充填の設計案も提案されている。量子科学技術研究開発機構(以下、量研)では、量産システム開発研究を含め、中性子増倍材の再使用技術開発を実施中である。本研究ではその材料の再使用プロセスにおける不純物濃度変化について報告する。