2019年秋の大会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 201-1 原子核物理,核データ測定・評価・検証,核反応工学

[2M10-14] 荷電粒子反応

2019年9月12日(木) 14:45 〜 16:05 M会場 (共通教育棟 3F A31)

座長:萩原 雅之(KEK)

15:00 〜 15:15

[2M11] J-PARCにおける0.4 GeV - 3.0 GeV陽子を用いた核種生成断面積測定(III)

(1)ジルコニウム及び銀の核種生成断面積

*松田 洋樹1、竹下 隼人1,2、明午 伸一郎1、岩元 大樹1、前川 藤夫1 (1. JAEA、2. 九州大学)

キーワード:核種生成断面積、J-PARC、PHITS、JENDL-HE/2007、ADS、陽子

加速器駆動核変換システム(ADS)における核設計の高度化のためには幅広い核種に対する高精度な核種生成断面積が必要である。そこでJ-PARCにおいて、2018年秋及び2019年春の大会における発表と同じ手法を用い中重核(Zr及びAg)を標的とした生成断面積測定を行い、得られたデータを評価済み核データ及びPHITSコード等による計算値と比較・検討した。本講演ではこれらについて報告する。