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[2N07] 核不拡散・核セキュリティ用アクティブ中性子NDA装置の開発(3)
(1)プロジェクトの概要と進捗状況
キーワード:アクティブ中性子法、非破壊測定、高線量核燃料物質
原子力機構では欧州委員会‐共同研究センター(EC-JRC) との共同研究を実施しており、従来の非破壊測定(NDA) では対応できない高線量核燃料物質に適用できるNDA を開発している。本研究開発では、アクティブ中性子法(ダイアウェイ時間差分析法:DDA、中性子共鳴透過分析法:NRTA、即発ガンマ線分析法:PGA、遅発ガンマ線分析法:DGA) を高度化し、さらにそれらを組み合わせて、それぞれの特長を生かすことによって高線量核燃料物質のためのNDA の確立を目指している。H27 年度からフェーズI として低線量核燃料測定のための研究開発を実施しており、H30 年度からはフェーズII として高線量核燃料測定のための研究開発を実施している。本講演では、プロジェクトの概要と、H27 年度からH29 年度までのフェーズI で得られた知見をもとに実施したシミュレーションによる装置開発や今後の計画について述べる。