[2N17-21] 医療・応用計測

[2N19] TOF-PGAを用いた水素測定における試料形状の影響

*前田 亮¹、常山 正幸^1,2、瀬川 麻里子¹、藤 暢輔¹、中村 詔司¹、木村 敦¹ (1. 原子力機構、2. 日本アドバンストテクノロジー)

キーワード：ANNRI、PGA、飛行時間法、熱外中性子、冷中性子

PGA測定では試料に水素が含まれている場合、水素だけでなく水素以外の元素の測定感度にも影響し、高精度な分析を妨げる原因となっている。熱中性子を用いたPGA測定の場合は球形の試料を使用することで、この測定感度の変化を除去できるが、熱外もしくは冷中性子領域でのPGA測定においては、球形試料でも測定感度の変化が起こるため、水素濃度に依存する補正が必要であることが分かった。