2019年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-1 放射性廃棄物処理

[1B04-08] 核種分離・回収技術1

2019年3月20日(水) 10:50 〜 12:10 B会場 (共通教育棟2号館 1F 10番)

座長:富田 英生(名大)

11:35 〜 11:50

[1B07] 21世紀後半に向けた廃棄物管理の選択肢:Pu利用推進と環境負荷低減型地層処分に関する研究

(7)分離核種の燃焼を念頭に置いたCBZコードシステムを用いた高速炉燃焼計算

*千葉 豪1、川久保 政洋2、朝野 英一2 (1. 北海道大学、2. 原子力環境整備促進・資金管理センター)

キーワード:MOX燃料高速炉、炉心燃焼計算、核種分離、燃料サイクル

汎用炉物理解析コードシステムであるCBZには高速炉の炉心燃焼計算を行うモジュールFRBurnerが実装されており、様々な燃料サイクルの想定に基づいた高速炉燃焼計算と廃棄物特性の評価が可能である。本報告では、FRBurnerモジュールの概要を紹介するとともに、日本原子力研究開発機構が設計した大型MOX燃料高内部転換型炉心に対して、FRBurnerモジュールを用いた核計算結果を示し、再処理プロセスでの分離核種の高速炉での燃焼を伴う燃料サイクルの物量評価を炉心設計の視点から考察する。