11:35 〜 11:50
[1C07] 高線量廃棄物の固化に関する研究
ジオポリマーの混練粘度制御に関する検討
キーワード:高線量廃棄物、固化、ジオポリマー、粘度
原子力発電所で発生する炉内構造物等の高線量廃棄物は、セメントで充填固化すると水の放射線分解による容器内の水素ガス濃度の上昇が懸念される。最終硬化物に水を含まないジオポリマーの使用により、水素ガス濃度上昇リスクの低減が期待できるが、材料混練時の粘度制御が難しく、充填固化へ適用が困難である。そこでジオポリマー原料配合と粘度の関係、添加剤による硬化遅延効果について検討し、混練粘度の制御方法を開発した。