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[1E09] 位置情報付き散乱線寄与測定装置の製作
キーワード:Cs-137、散乱線、位置情報
福島第1原子力発電所では、Cs-137が主要な線源であるが、多くの場では散乱線の比率が多いことが分かっている。原子炉建屋内部でも同様の状況にあることが推測される。散乱線の割合を把握することは、被ばく低減対策上重要である。この様な観点から、GPS信号を受信出来ない場所でも、測定位置と200keV以下の散乱線の寄与を対象箇所を歩く事により記録できる装置を製作したので、装置の概要と測定結果の例を報告する。