[1I13-17] 熱流動実験2

[1I14] 流れに平行な円柱のL/D比が抗力係数に及ぼす影響

*飯山 継正¹、古谷 正裕¹、白川 健悦¹、前田 義明²、川 芳昭²、小池 訓弘²、島田 太郎³ (1. 電中研、2. セレス、3. 原電)

キーワード：抗力係数、円柱、L/D比、平行流

燃料集合体のように細長い、すなわちL/D比が大きい物体がプール水中を落下した場合を想定し、L/D比が抗力係数に与える影響を実験により解明した。直径0.114mの円柱体を水プール内に水平に設置し、水平走行させて抗力を測定した。長さを変えた3つの円柱体(L/D = 2, 7, 35)をそれぞれレイノルズ数が約200000~700000の範囲で測定した。また、円柱体の支持構造だけでの抗力を測定し、その値を減算することで、円柱体だけの抗力を算出し、抗力係数を求めた。本報では、抗力係数が既知のL/D比の円柱体と、L/D比35の円柱体の抗力係数を計測し、考察した結果を報告する。