2019年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-3 原子力施設の廃止措置技術

[2C18-19] 電気品の解体・再利用

2019年3月21日(木) 16:55 〜 17:30 C会場 (共通教育棟2号館 1F 11番)

座長:川崎 大介(福井大)

16:55 〜 17:10

[2C18] 原子力発電所の廃止措置に伴う電気品の解体・再利用

(3) 熱中性子照射によりPWRケーブル中に生成する核種の評価

*若林 源一郎1、山西 弘城1、山田 崇裕1、伊藤 哲夫1、池田 貴幸2,1、路次 安憲2、林 真照2、東 哲史2 (1. 近大原研、2. 三菱電機)

キーワード:廃止措置、再利用、PWRケーブル、放射化、PHITS、DCHAIN

原子力発電所では様々なケーブルが用いられており、廃止措置の際には廃棄物となるが、非放射性廃棄物として処分することができれば放射性廃棄物の減容が可能である。また、銅などの有用な資源を再利用できれば、資源の有効利用にも資する。本発表では、PWRで使用されている代表的なケーブルについて、熱中性子照射によって生成する放射性核種を粒子・重イオン輸送計算コードPHITSと放射化計算コードDCHAIN-SPを組み合わせて評価した結果について報告する。