17:40 〜 17:55
[2O20] 繰り返し熱負荷を受けるTBMのクリープ疲労損傷評価
キーワード:熱・機械解析、F82H、クリープ疲労損傷制限
核融合炉ブランケットはプラズマからの熱および中性子負荷を繰り返し受け、プラズマに対向する領域は高温にもなるため、クリープ疲労損傷の評価は重要な検討課題の一つである。本研究では、量研機構が開発している水冷却固体増殖テストブランケットモジュール(TBM)の筐体を対象として、ITER およびDEMO 炉における繰り返し熱負荷条件を適用し、有限要素法による熱・機械解析を行った。構造材料である低放射化フェライトマルテンサイト鋼(F82H)の特性と圧力容器構造規格(ASME NH)に基づいて、筐体のクリープ疲労損傷を評価した。