2019年春の年会

講演情報

一般セッション

VI. 核融合工学 » 601-4 核融合機器工学(第1壁,ダイバータ,マグネット等)

[2O18-20] 核融合機器工学(ブランケット、プラズマ対向機器等)

2019年3月21日(木) 17:10 〜 18:00 O会場 (共通教育棟2号館 4F 46番)

座長:大塚 哲平(近大)

17:40 〜 17:55

[2O20] 繰り返し熱負荷を受けるTBMのクリープ疲労損傷評価

*管 文海1、権 暁星1、酒瀬川 英雄1、谷川 尚1、河村 繕範1 (1. 量子科学技術研究開発機構)

キーワード:熱・機械解析、F82H、クリープ疲労損傷制限

核融合炉ブランケットはプラズマからの熱および中性子負荷を繰り返し受け、プラズマに対向する領域は高温にもなるため、クリープ疲労損傷の評価は重要な検討課題の一つである。本研究では、量研機構が開発している水冷却固体増殖テストブランケットモジュール(TBM)の筐体を対象として、ITER およびDEMO 炉における繰り返し熱負荷条件を適用し、有限要素法による熱・機械解析を行った。構造材料である低放射化フェライトマルテンサイト鋼(F82H)の特性と圧力容器構造規格(ASME NH)に基づいて、筐体のクリープ疲労損傷を評価した。