[3O01-05] 核融合中性子源

[3O05] 核融合中性子源（A-FNS）試験モジュールの概念検討

（5）BNPTM/DCTM設計、応用利用

*太田 雅之¹、佐藤 聡¹、中村 誠¹、権 セロム¹、朴 昶虎¹、落合 謙太郎¹、染谷 洋二¹、坂本 宜照¹、春日井 敦¹ (1. 量研)

キーワード：核融合中性子源、A-FNS、原型炉ブランケット、計測制御機器、中性子利用

核融合中性子源（A-FNS）において照射試験を計画しているブランケット核特性試験モジュール(BNPTM)、計測制御機器照射試験モジュール(DCTM)、および核融合に関する照射試験以外の応用利用で用いる試験モジュールの概念検討について報告する。BNPTMでは、原型炉ブランケットモックアップを用いて体系内のトリチウム生成率分布や反応率分布を測定し、原型炉核設計解析精度を確立する。DCTMでは、原型炉で使用する計測制御用素材の照射試験を実施し、照射データを取得する。応用利用では、気送管を利用しての医療・工業・農業用のRI製造、試験セル外側でのシリコン半導体の製造、ビーム孔を利用しての中性子イメージング、液体や気体のループを利用してのガンマ線や陽電子利用などを実施する。本発表では、これらの概念検討について報告する。