2020年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[2H10-12] 計算手法開発2

2020年9月17日(木) 15:45 〜 16:45 H会場 (Zoomルーム8)

座長:多田 健一(JAEA)

16:15 〜 16:30

[2H12] Reduced Order Modelに基づくエネルギー展開基底を用いた共鳴計算

(4)減速方程式を用いた中性子源計算の実装

*近藤 諒一1、遠藤 知弘1、山本 章夫1、竹田 敏2、小池 啓基3、山路 和也3、左藤 大介3 (1. 名大、2. 阪大、3. MHI)

キーワード:共鳴計算、Reduced order model、低ランク近似、超多群スペクトル、散乱中性子源

共鳴計算手法であるRSE法(Resonance calculation using energy Spectral Expansion method)について、散乱中性子源を陽に考慮して実装を行った。本研究では、減速方程式を用いて中性子源モーメントを計算する手法を試みた。燃料ペレットに温度分布を付けた単一セルなどの非均質性の高い体系において実効断面積を計算し、本手法の適用性を確認した。