[2I01-03] 過酷事故評価技術・発生防止対策

[2I02] 高速炉における炉心損傷事故の発生を防止する受動的炉停止デバイスの開発

(1) プロジェクト全体概要

*守田 幸路¹、劉 維¹、有馬 立身¹、有田 裕二²、川瀬 小春²、佐藤 勇³、松浦 治明³、関尾 佳弘⁴、相楽 洋⁵、川島 正俊⁵ (1. 九大、2. 福井大、3. 東京都市大、4. JAEA、5. 東工大)

キーワード：高速炉、炉心損傷事故、受動安全、過酷事故発生防止

ナトリウム冷却高速炉の安全性を飛躍的に向上するため、炉心損傷事故に対する発生防止対策の「多様性」と「頑健性」を強化する新しい集合体型の受動的炉停止デバイスを開発するプロジェクトを開始した。本プロジェクトでは、デバイスに用いる燃料の候補材、事故時の燃料移動を実現するデバイス構造、デバイス動作時の核・熱流動特性等を総合的に検討し、本デバイスの工学的成立性ならびに実現性について検討する。