2020年秋の大会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 203-1 加速器・ビーム加速技術/203-2 ビーム計測

[3L01-04] 加速器・ビーム技術

2020年9月18日(金) 10:30 〜 11:40 L会場 (Zoomルーム12)

座長:林崎 規託(東工大)

10:30 〜 10:45

[3L01] 垂直FFA加速器のマルチコイルを用いた電磁石設計に関する研究

*足立 恭介1、和賀 雄飛1、伊藤 彰洋1、臼井 琢巳1、小堀 樹己1、米村 祐次郎1、有馬 秀彦1、池田 伸夫1、森 義治2 (1. 九州大学、2. 京都大学)

キーワード:垂直FFA加速器、マルチコイル型電磁石

垂直FFA (Fixed Field Alternating gradient) 加速器とは曲率半径を一定に保ったまま、加速と共に軌道が垂直方向に変化するFFA加速器である。本研究では原理検証機の設計・開発を目的とし、複数のコイルを用いて磁場勾配を生成するマルチコイル型電磁石を採用した。現在、垂直FFA加速器の電磁石設計について3次元電磁場解析ソフトウェアを用いたシミュレーションと磁場測定の両面から検討を行っている。本発表ではその結果について報告する。