[1F09-13] 環境放射能・線量評価

[1F11] 旧・現避難指示区域の住家内における放射性物質の分布状況の経時変化

*吉田 浩子¹、篠原 直秀² (1. 東北大、2. 産総研)

キーワード：福島第一原子力発電所事故、住家内、経時変化 、旧・現避難指示区域　

避難指示区域の解除及び特定復興再生拠点区域の認定にともない、帰還・居住する住民の増加が今後予想されるなか、より適切に被ばく線量推定を行えるよう現状に即した情報が必要となる。特に、住民がもっとも長い時間を過ごす住家屋内外の情報は重要である。

我々は2012年からこれまでに旧・現避難指示区域の住家約150軒について住家内外の放射性物資の分布状況を調査してきた。本発表では、複数回調査を行った住家について屋内残留放射能の経時変化を報告する。