2020年春の年会

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[1J09-13] コミュニケーション

2020年3月16日(月) 15:35 〜 17:00 J会場 (共通講義棟 M棟2F M-24)

座長:高嶋 隆太(東京理科大)

16:35 〜 16:50

[1J13] 福島復興に向けた地元住民と国内外の専門家によるICRP/JAEAダイアログミーティングの総括

*佐藤 和之1、遠藤 佑哉1、前田 剛1、植頭 康裕1、Jacques Lochard2、Christopher Clement2、藤田 博喜2、安東 量子3 (1. 日本原子力研究開発機構、2. 国際放射線防護委員会、3. 福島ダイアログ)

キーワード:ダイアログミーティング、復興、継承、福島第一原子力発電所事故

日本原子力研究開発機構(JAEA)は,福島の環境回復及び福島第一原子力発電所の廃止措置に係る研究開発を通し,福島の早期復興への貢献を目指している。JAEAは,地元住民とのコミュニケーションを通じてニーズの把握と研究の方向性を確認することを目的に,国際放射線防護委員会(ICRP)と共同で平成30年12月、令和元年8月にダイアログミーティングを開催した。また、令和元年12月にも開催する予定である。なお,実施に当たり福島ダイアログに運営協力をお願いした。

本ミーティングにおいては,専門機関,地元の企業,住民等のこれまでの経験や取り組みに係る発表や意見交換を行うとともに,JAEAのこれまでの研究成果を発表してきた。
令和元年12月のミーティングで、ICRP及びJAEAが協力するのは最後となり運営を福島ダイアログに引き継ぐため、これまでのミーティングから学んだ内容について報告する。