[2H01-07] 微視的・炉心解析

[2H04] 粘土鉱物の機械学習力場の開発

*奥村 雅彦¹、小林 恵太²、山口 瑛子¹ (1. JAEA、2. RIST)

キーワード：機械学習、分子動力学、粘土鉱物

粘土鉱物は、福島第一原発事故によって環境中に放出された放射性セシウムを強く吸着することで注目されたほか、高レベル放射性廃棄物の人工バリアとしても重要な役割を期待されている物質である。粘土鉱物の原子シミュレーションには現在主に古典力場CLAY-FFが用いられているが、粘土鉱物の微視的構造を再現しないなどの問題が知られている。本公演では、著者らがそれらの問題を克服することを目的に開発している、機械学習を用いた力場について報告する。