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[3F09] エネルギー分析型甲状腺放射性ヨウ素モニタの開発
モニタの製作と測定手法の開発
キーワード:甲状腺、放射性ヨウ素、内部被ばく、CdZnTe半導体検出器、LaBr3(Ce)シンチレーション検出器
日本原子力研究開発機構では、原子力施設での事故等の高バックグラウンド線量率下において、公衆及び作業者の甲状腺の内部被ばく線量を測定するために、γ線スペクトロメータを用いたエネルギー分析型甲状腺放射性ヨウ素モニタを開発している。周辺遮へい体と検出器からなるモニタを製作し、被検者の甲状腺に蓄積された放射性ヨウ素放射能の測定手法を開発した。本発表では、完成したモニタの概要とその使用方法、高線量率下における測定性能、開発した放射性ヨウ素測定方法等について報告する。