[3I_PL03] 福島復興に向けた長崎大学の取り組み
震災後8年が経過し、福島県では帰還困難区域を除き避難指示が解除され、除染もほぼ終了し、多くの住民が避難されていた自治体では、復興・再生に向けた取り組みが始まっています。一方では、住民の帰還がなかなか進まない現状や帰還困難区域の再生という課題も残されています。本セッションでは、震災直後から環境省福島環境再生本部副本部長として、直轄地の除染を進め、除染廃棄物の中間貯蔵に向けた取り組みなど幅広い活動をされてきた環境省東北地方環境事務所小沢晴司所長と、川内村と富岡町の復興推進拠点長として、住民の健康相談や放射性物質の線量評価に取り組まれてきた長崎大学高村昇教授に、活動を通じた現地でも経験を中心にご講演いただき、福島特別PJの活動も紹介し、今後の課題などについて参加者とともに考える機会とします。