2021年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 501-1 基礎物性

[1D01-04] シビアアクシデント・核変換技術

2021年9月8日(水) 10:50 〜 12:00 D会場

座長:大石 佑治 (阪大)

11:35 〜 11:50

[1D04] 気孔形成材を用いた(Pu,Zr)Nの焼結密度制御

*髙木 聖也1、高野 公秀1、音部 治幹1 (1. 原子力機構)

キーワード:マイナーアクチノイド、窒化物燃料、焼結密度制御、プルトニウム、ポアフォーマ

MA核変換用窒化物燃料では、スエリング対策のために緻密な組織を有しつつ理論密度の85%TD程度に焼結密度を制御する技術が必要である。本研究では、気孔形成材(PF)を用いた密度制御技術開発のために、2種類のポリマー微粒子をPF候補材として選定し、ZrNを母材とした種々の窒化物で焼結試験を行うことで、その技術的成立性を評価してきた。本発表では Puを含有した窒化物での試験と既報の(Dy,Zr)N及び(Np,Zr)Nとの相違を比較した結果を報告する。