2021年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[1I11-14] 未臨界度測定

2021年9月8日(水) 15:55 〜 17:05 I会場

座長:中嶋 國弘 (近大)

15:55 〜 16:10

[1I11] 即発中性子減衰定数αを用いた未臨界監視における不確かさ評価手法の開発

*小池 啓基1、浅野 耕司1、左藤 大介1 (1. MHI)

キーワード:燃料デブリ、未臨界監視、即発中性子減衰定数、α固有値、推定臨界制限値

体系情報の不確かさが大きな燃料デブリ体系の未臨界監視では、直接測定の可能な即発中性子減衰定数αを監視パラメータとすることで、従来手法におけるαから実効増倍率keffへの変換係数に対する体系起因の不確かさを排除し、監視パラメータに見込むべき不確かさを低減できる可能性がある。本研究では、αを指標とした定量的な未臨界監視に用いる推定臨界制限値の評価手法を開発し、その有効性を確認した。