[1E01-07] 原子力プラントの検査と活用技術の高度化

[1E06] デジタル打音検査技術の高度情報化5

(3)AIを用いた逆問題解析の現場検証（検証結果）

松永 嵩¹、小川 良太¹、*匂坂 充行¹、藤吉 宏彰¹、礒部 仁博¹、富山 潤²、吉村 忍³、山田 知典³ (1. 原燃工、2. 琉球大学、3. 東大)

キーワード：コンクリート、AEセンサ、AI、打音検査、変状

国土交通省建設技術研究開発助成制度により開発した、デジタル打音検査結果からコンクリートの変状（内部空洞、剥離、ひび割れ）を診断するAIを、ASR（アルカリシリカ反応）劣化が確認された実構造物に適用した。本報では、実験とFEM解析シミュレーションをベースに構築した逆問題解析AIモデルを現場で得られたデジタル打音検査データに適用した検証結果を取りまとめ、「逆解析」AIモデルを用いたアプローチにより、コンクリート構造内部の変状を推定しうる可能性を示した。