2021年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 202-2 放射線物理,放射線計測

[2D06-08] 半導体を用いた放射線応用

2021年3月18日(木) 11:00 〜 12:00 D会場 (Zoomルーム4)

座長:富田 英生 (名大)

11:15 〜 11:30

[2D07] ダイヤモンド検出器を用いた極限放射線環境下における中性子センサーの実験的研究

*萩原 雅之1,2、徐 秀清2、大山 隆弘1、八島 浩3、鎌田 創4 (1. KEK、2. 総研大、3. 京大、4. 海技研)

キーワード:放射線混合場、燃料デブリ

福島第一原子力発電所(1F)の炉内状況の把握に資するため、燃料デブリから放出される自発核分裂中性子の計測に狙いを定め、高γ線環境下でも安定に動作する小型ダイヤモンドセンサーと中性子コンバータからなる中性子検出用センサーの開発を進めている。厚さの異なるダイヤモンド検出器(Cividec 社 B6-C)に対して中性子感度やγ線影響の測定を行い、汎用粒子輸送計算コードPHITSによるシミュレーション計算と比較したので、報告する。