[3B05-08] 新型炉開発

[3B08] 固有安全性を有するガス冷却高速炉“Eco-KAMADO”の概念

事故時の炉心浸水にともなう反応度変化

*松村 哲夫¹、亀山 高範¹ (1. 東海大)

キーワード：固有安全性、高速炉、ガス炉、炉心反応度、水没時

不活性ガスを冷却材とし富化度20%程度のMOX燃料を用いた固有安全性を有する高速炉概念“Eco-KAMADO”を検討中である。チャンネルボックスを有する燃料集合体は大気圧の原子炉プール（ヒートシンク）内に設置され、LOCA/LOF時には崩壊熱はチャンネルボックス表面から冷却される。核的な固有の安全性には燃料集合体の水没時にも負の反応度を得る必要があり、MVP3を用いて燃料集合体の水没時の反応度変化を解析した。