2021年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-1 放射性廃棄物処理

[3I13-15] デブリ2

2021年3月19日(金) 16:00 〜 17:00 I会場 (Zoomルーム9)

座長:熊谷 友多 (JAEA)

16:15 〜 16:30

[3I14] 燃料デブリ資源化構想

(1)燃料デブリを原料とするRIや有用資源活用の基本概念

*高木 直行1、小幡 歩夢1、川本 航大1、佐々木 悠人1 (1. 東京都市大)

キーワード:燃料デブリ、資源化、α内用療法、医療用放射性同位元素

燃料デブリにはウランから派生した重元素の他、核分裂や構造材の放射化で生成した多様なRIが存在している。また核分裂起源のFP元素は、中性子欠乏核より中性子過剰核の比率の多い、自然界とは異なる同位体組成の元素に変成している。これらを原料として直接、もしくは核変換を経て、医用・工業用RIや有用資源として活用する「燃料デブリ資源化構想」を提案した。