2022年春の年会

出展者情報

三菱重工業株式会社

三菱重工業株式会社

【三菱重工の核融合への挑戦】
三菱重工は、”地上の太陽”とも言われ、恒久的な夢のエネルギー源である核融合エネルギーの実用化に向け、日本を含め世界7極が参画する大型国際プロジェクトITER計画や、発電実証を目指す原型炉開発計画に参画しています。当社は、巨大な核融合実験炉ITERの核心部分を担う主要機器(トロイダル磁場コイル、ダイバータなど)を製作し、ITER計画の完遂に貢献しています。
(本PJは、量子科学技術研究開発機構と共に進めています。)
三菱重工核融合全般への取り組みについては、こちらで詳しくご紹介しています。

「三菱重工の核融合」はこちら

©ITER Organization
【©ITER Organization, http://www.iter.org/
【三菱重工のITERへの取り組み】
三菱重工は、ITERの中枢機器であるトロイダル磁場コイル(TFコイル)全19基のうち5基の製作を担当。2020年1月に、世界に先駆けて初号機を完成させ、これまでに4基を完成、フランスに出荷しました。
TFコイルには、プラズマを高精度に保持するための高い製作精度と、数万トンの強い磁場力に耐える肉厚構造が必要となります。
次の動画で当社のIFコイル製作についてご紹介します。



【三菱重工の製作技術】
三菱重工の製作技術
TTFコイルは、高さ16.5m、幅9m、総重量300トンの巨大構造物。これに対し1万分の1超の精度が必要とされます。三菱重工は、狭隘部溶接などの高い技術を適用して、その製作を成し遂げました。
また、ダイバータではプロトタイプを製作し、タングステンと銅合金の接合、銅合金とステンレス鋼の異材溶接、非破壊検査等の高い技術を適用し、製作性確立を進めています。

【プロジェクトストーリー】
プロジェクトストーリー
国際プロジェクトであるITER建設に向けて、世界中の技術者と協力しながら進めて行くプロジェクトのやりがいや、過去に経験の無い高精度と製造技術への取り組みなどについて、担当者の生の声をご紹介します。

「プロジェクトストーリー」はこちら

【三菱重工 展示窓口・問い合わせ先】
ご紹介した技術に関して興味を持たれた方、ご質問等のある方、更なる説明(メール、Webex等)をご希望の方は、下記事項をご記載の上、事務局メールアドレスにご連絡ください。
記載事項:所属/氏名/連絡先(メールアドレス)/質問・要望
連 絡 先:連絡先表示期間は終了しました