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[1C04] 高温ガス炉の事故時公衆被ばく線量評価システム(AL-DENTE)の開発
キーワード:高温ガス炉、PRA、被ばく線量
東京電力福島第一原子力発電所事故を受け、原子力プラントの安全性向上のため確率論的リス ク評価(PRA)の積極的活用が求められている。高温ガス炉を対象としたPRAでは事故シーケンスごとに敷地境界外での公衆被ばく線量を不確実さとともに提示することが求められており、公衆被ばく線量評価の不確実さ因子をパラメータとした多数回の感度解析が必要となる。原子力機構では、高温ガス炉PRAのための評価ツールとして、事故時のソースターム評価から大気中に放出された核分裂生成物等による公衆被ばく線量の評価に至るまでの一連の過程を一本化した事故時公衆被ばく線量評価システム(AL-DENTE:AnaLysis tool system for Dose EvaluatioN in accidents of high TEmperature gas-cooled reactors)の開発を進めている。本発表では、AL-DENTEの概要や開発計画、実用高温ガス炉を対象とした試評価の結果を報告する。