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[1E07] 空冷時における燃料デブリ熱挙動推定技術の開発
(2)自然対流熱伝達におけるポーラスモデルの妥当性検証
キーワード:ポーラスモデル、自然対流、燃料デブリ、空冷、1F
福島第一原子力発電所の格納容器内の燃料デブリの熱挙動をより精緻に推定するため、注水が停止した空冷時を含む燃料デブリ熱挙動の解析手法を開発している。ここでは、格納容器内に分布していると考えられる燃料デブリの位置、発熱量、及びデブリ内での存在が想定される多孔質体(ポーラス体)などの影響を考慮しつつ、崩壊熱により格納容器内に生じる自然対流を数値シミュレーション手法により評価する。本発表では、開発する手法の妥当性検証データ取得のために実施した、空冷自然対流熱伝達試験及び、水冷自然対流熱伝達試験について報告する。また、前方で報告するポーラスモデルを追加したJUPITERの妥当性検証結果についても述べる。