[1J01-04] 核種挙動

[1J03] 福島第一原子力発電所での放射性核種の短長期挙動の評価

(10)福島第一原子力発電所2号機における長期間FP移行挙動解析

*木野 千晶¹、手塚 健一¹、唐澤 英年²、内田 俊介² (1. エネ総研、2. 原子力機構)

キーワード：福島第一原子力発電所、シビアアクシデント、廃炉、FP長期挙動、SAMPSON

福島第一原子力発電所の廃止措置において、原子炉内の燃料デブリや核分裂生成物等の状況とその長期にわたる変化を推定・把握することは不可欠である。著者らはSAMPSONをベースに「廃炉解析コード」を開発し、水中に堆積しているデブリや壁面に付着したエアロゾルから水相へのセシウム移行挙動解析を実施している。本研究では、1F2号機を対象とした、事故後1年以上の長期に渡るFP移行挙動について検討する。