2022年春の年会

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VII. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[2F01-03] 放射線影響

2022年3月17日(木) 09:30 〜 10:30 F会場

座長:町田 昌彦 (JAEA)

09:45 〜 10:00

[2F02] ラドン吸入によるマウス諸臓器中のレドックス状態の変化特性とDNA酸化損傷の抑制効果の濃度・吸入時間依存性の検討

*片岡 隆浩1、首藤 妃奈2、直江 翔太2、矢野 準喜2、神﨑 訓枝3、迫田 晃弘3、花元 克巳1、光延 文裕4、寺東 宏明5、山岡 聖典1 (1. 岡山大・学術研究院保健、2. 岡山大・院保健、3. JAEA・人形峠、4. 岡山大・学術研究院医歯薬、5. 岡山大・自然生命科学研究支援セ)

キーワード:ラドン、抗酸化機能、DNA酸化損傷修復

本研究では,ラドン吸入によるマウス諸臓器中のレドックス状態の変化特性とDNA酸化損傷の抑制の有無について検討した。その結果,レドックス状態の違いによりマウス組織を3つに分類できることがわかった。また,ラドン吸入は,マウス小腸と腎臓のDNA酸化損傷を抑制することもわかった。これには,ラドン吸入による抗酸化機能の亢進が関与していることもわかった。