2022年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 403-1 リスク評価技術とリスク活用

[3G09-12] 耐震評価

2022年3月18日(金) 14:45 〜 16:00 G会場

座長:張 承賢 (北大)

15:30 〜 15:45

[3G12] 共通原因故障を考慮した重要度指標の提案

*大鳥 靖樹1、牟田 仁1 (1. 東京都市大)

キーワード:地震PRA、共通原因故障、損傷相関、重要度指標、Fussell-Vesely

本稿では、地震による損傷相関を考慮した重要度指標の提案を行い、事例計算により従来の指標との違いについて検討を行った結果について報告している。
現行のFV(Fussell-Vesely)重要度は、機器の故障が独立に起こることを仮定して求めているため、地震を起因とした事象のように応答および損傷に相関のある事象に対しての適用性は検討の余地がると考えられる。このため、今回の検討では、FV重要度に関する損傷の相関を考慮した式を提案し、その有効性や適用性について検討を行った。