2023年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 304-1 伝熱・流動(エネルギー変換・輸送・貯蔵を含む)

[2G01-04] 相変化

2023年9月7日(木) 09:45 〜 10:50 G会場 (ES総合館2F ES021)

座長:堀口 直樹(JAEA)

10:15 〜 10:30

[2G03] 金属製マイクロハニカム多孔質体の内部微細構造がプール沸騰限界熱流束に与える影響

*林田 侑也1、梅原 裕太郎1、江藤 淳朗1、森 昌司1 (1. 九大)

キーワード:プール沸騰、限界熱流束向上、IVR、ハニカム多孔質体、電解析出法

近年,原子炉事故時の緊急冷却手法として水の沸騰冷却を用いたIVR(In Vessel Retention)手法が注目されている.IVRにてメルトスルーを防ぐには曲面の圧力容器底部で4 MW/m2の高熱流束を除熱する技術が必要であるが,水の飽和プール沸騰限界熱流束はそれを大きく下回っている.そこで我々は電解析出法により銅製のマイクロハニカム多孔質体を製作し,約4 MW/m2もの高熱流束を除熱できることを明らかにした.本発表では,マイクロハニカム多孔質体の形状、さらには多孔質体内部のぬれ性が限界熱流束に与える影響について実験的に検討を行った内容について報告する.

予稿パスワード認証
予稿集購入者向けのパスワード入力ボックスです。
参加者は、参加者用ログインからログインすると、予稿閲覧可能です。
ログインIDとパスワードは参加料決済後にメールで通知しています。

パスワード