2023年秋の大会

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一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-3 原子力施設の廃止措置技術

[3F10-15] 事故炉の廃止措置

2023年9月8日(金) 14:45 〜 16:20 F会場 (オークマ工学機械工学館2F 講義室)

座長:渡邉 将人(中部電力)

15:30 〜 15:45

[3F13] 福島第一原子力発電所建屋滞留水による吸着材のα核種処理性能の評価について

*田辺 純一1、勝又 一1、今野 勝弘1、鴨志田 守1 (1. 東京電力ホールディングス株式会社)

キーワード:福島第一原子力発電所、建屋滞留水、α核種、吸着

現在、福島第一原子力発電所の建屋滞留水のα核種については、各建屋、各汚染水処理設備等にて、定期的にα核種濃度の採取を行い、その広がり状況を確認している。また、汚染水処理設備は、主に放射性のCsとSrを除去しているが、設備出口では全α濃度も数Bq/L以下のレベルで推移している。今後の滞留水の水質変化に備えて、α核種を除去するフィルタ追設や吸着材適用を検討している。 本報告では、汚染水処理設備で使用している吸着材含め選定した吸着材において、イオン状α核種除去性能を評価することを目的とする。 選定した数種類の吸着材を充填した小規模カラムに建屋滞留水を通水し、α核種の除去性能を調べた結果、汚染水処理設備に用いている吸着材においてα核種濃度を比較すると、吸着できていることや、そのた吸着材においても高い除去性能が得られる可能性があることが分かった。

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